DDH−182
み ら い
塗装とデカール Modelingd by K-TARO

艦首甲板
艦首甲板
艦後方ディテール
艦後方ディテール
 ●塗装に関して
 普段ガンダム系のロボットばかり塗装していたので、随所に癖が見られます。
 他のHPで見られるようなべた塗りの明るい塗装ではなく、トーンを落としてつや消しの塗装にしました。
 リアルな感じになってはくれましたが、自衛隊の護衛艦からは離れてしまったような気もしますがどーでしょう?
 一応説明書で指定している色をグレイッシュ系に振ってみたんですが。
 最初全体を黒で塗り、基本色に10%程度の白を混ぜた色で面の中心を立ち上げました。
 その後、側面のブルーグレーに40%程白を混ぜた色でさらに面の中心を明るくしています。
 上面は逆に5%程の黒を混ぜて立ち上げていますが、上面と側面を塗装するときに基本的にマスキングをしていないので、両方の色が混ざりかかっているかも?
 他のHPの写真だともっとはっきり上面と側面の色が違うのですが、私のは写真ではあまり色が違うようには見えませんね〜(^^;)
艦橋付近
艦橋付近
 基本色塗装後に側面の色にさらに30%程の白を加えて角とディテールを中心にドライブラシをかけました。
 この時点でデカールを貼り込んでいきます。
 全体はまだツヤあり(半ツヤくらい?)状態です。
 これはデカールを貼りやすい状態にしておくためですが、後部甲板だけは滑り止めモールドでデカールが貼りにくい状態でしたが(^^;)
 細かい白部分は筆塗り、煙突部の黒はマスキングしてブラシで吹きました。
 跡からつや消しにするので、この時点ではここもツヤありです。
艦首艦番&日の丸 ____ バートレップ部白線 _________ 日昇旗 ____
艦首艦番&日の丸 バートレップ部白線 日昇旗
後部甲板誘導ライン
後部甲板誘導ライン
 ●デカール貼付
 デカール(水シール)を貼りますが、デカールの部分がどうしてもシールと解ってしまうので境界線を消してしまう事にします。
 その為に、デカールの余白部分(透明部分)を絵柄ぎりぎりまで切り取って使用します。
 そして、デカールの厚みを消すための加工をしましょう。
 デカールを貼った上とその付近周辺につや消しを多めに混ぜたクリアーを垂れる寸前まで吹き付けます。
日昇旗アップ
日昇旗アップ
 それが乾燥してから普通のクリアーをこれまた垂れ宇寸前まで吹き付けます。
 クリアーもつや消しも垂れても乾燥するまでほっておきましょう。
 クリアーも乾燥したら#800番のペーパーで水研ぎします。
 デカールの表面のクリアー層を1層削り取るつもりで研ぎ、ある程度削ったら再度つや消しとクリアーを吹き、水研ぎを繰り返します。
 デカール自体を削らないように注意しましょう。
 普通のデカールなら3回も繰り返せば、ほぼ完璧に デカールの境目は消えていますので、最後にキット全体に望みのツヤのクリアー(今回はつや消し)を吹いて終了です。
 その後、黒で全体にウォッシングをして全体のトーンを下げて塗装は終了。
 全体がつや消しになっているので、拭き取ったときにいい具合に黒が残るので渋くなります。
 艦首日の丸と、艦尾日昇旗はデカールで再現されていますが、このデカールはクリアーに溶けてしまうことが海鳥塗装中に判明。
 旗を先に付けてからつや消しを吹いたのでぼろぼろになりかかったので、メンディングテープでカバーしましたが、少々汚くなってしまって残念。
 艦底部の黒ライン(喫水線)は水面に固定すると波で見えなくなるので塗装しませんでした〜。

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