RX−78−2
上  半  身

頭  部
頭部
頭  部(2)
頭部(2)
 基本的には問題の無い場所ですが、TVのイメージに近づけるべく少々手を入れています。まずはアンテナを尖らせてやります。安全基準用の出っ張りをニッパーで切り飛ばし、ヤスリで仕上げています。最初からデザインナイフを使うと折ってしまう可能性も有る細かい部品なので注意が必要ですね。そしておでこ(ひさし)を削って丸く、角度を垂直方面に近づけるつもりでやります。あごの赤いパーツは、ガンダムMk-2以降、前にせり出した形の物がついていますが、昔の物は下向きに舌のように見えるので、キットのパーツの上部を削ってそれっぽく見せています。ちなみに顔の部分は取りつけ部を少々切り取り、受けも削って後ハメにしています。首を改造しなくても後ハメ出きるのが嬉しいところ。
胸 部
胸部
 胸部は後ハメ加工だけです。腹の方は接着してしまうつもりなので、腹側のピンを全て切り飛ばしてしまえばOKですね。肩関節は胸側に接続する軸を一度切り飛ばし、90度向きを変えて再接着します。これは電撃HOBBYマガジン2001年7月号の記事を真似しています。プラスチック接着剤で溶着してやれば強度は確保できるでしょう。他に胸とわき腹の接着線上に設定されているスジボリを埋めてしまっています。これは元々デザイン上必要は無いのですが、接着線をす組みで目立たなくする為に作られているので、TV版に近づける為に埋めてしまいました。ゼリー状の瞬間接着剤と硬化促進スプレーで埋めました。
腕 部
腕部
拳 完成
拳完成
 腕は形状は問題ありませんが、2箇所ほどいじるところがあります。まずは肩アーマー。ここは一体で抜かれているので厚みが足りないように思えます。そこでアーマー内部に有るガタつき防止の出っ張りを削り取って、内側に0.3mmのプラ板を貼りました。腕がきつくなってしまうので腕側の出っ張りを削って低くしています。あとは手首の間接カバーを自作しています。これはWAVEの「S・ラジエータ」の中にある大きい方の正方形の物を削り、高さを低く、中央に穴をあけて使用しています。角を面取りすると丁度良い大きさであります。プラ板で作るより強度も得られるし。手首は現状ではノーマルですが、ザクと同じく削りこみでディテールアップしていくことになります。

拳の完成状態です。革のドライバーズグローブをイメージしました。指とか削り込んでいるのだが、よくわかんないですね(汗)手首カバーも白で塗っています。
上 半 身
上半身
 完成状態の上半身です。結構良い感じになったと思ってますがいかがでしょう?胸のマーキングにはMAXONレタリング(ドライデカール)を使用しています。ヘルベチカ・ミディアムの10ポイント……低ってもわかんないですよね(^^;)この角度だと顔の雰囲気もノーマルと余り変わりませんね。肘間接は白にしてありますが、違和感は無いと思います。腹の赤が若干濃いような気もしますが、これは青と並ぶところなので、他の赤いところよりも濃い目にシャドウを残した為に起こった現象です。青に負けない濃さで無いと浮いてしまうのです。
ランドセル(1)
ランドセル(1)
ランドセル(2)
ランドセル(2)
 ランドセル本体はノーマルのままです。ビームサーベル接続部がさびしい気がしますが、スジボリを入れて対処する予定です。中央にぽっかり空いたシールド固定穴は目立つのでふたを作ってやりました。最初は可動式のカバーを考えていたんですが、手間と中身のスペースの問題で差しこみ式のものを取り外す方法にしました。穴の周辺が四角く凹んでいるので、それと同じ大きさに1mmプラ板を切り出して、それにキットのランナー(グレーの物、3mm)を切り出して接着しています。そのままだと浮いちゃってるし取り外しがやりにくいので、上下にディテール状に0.5mmプラ板を貼りつけています。バーニアノズルはコトブキヤのプラユニットのバーニアノズル2に変更予定です。
背  中
背中
 背面というかランドセルの完成状態です。穴隠しパーツの色パカも修正されました。結構はまってるでしょ?(^^;)実は塗装を始めるまでバーニアパーツを作るのを忘れてまして(笑)急遽作りました。コトブキヤのバーニアノズルを組み合わせて製作しています。基部にリベットを貼って高さを稼いでいます。バーニアが後ろを向きすぎていると違和感があるのでバーニアの取り付け部分を斜めに削って下向きに角度を付けています。頭部の後方下側を若干だけ削っていますが、見ただけでは解らないでしょう。これは上を向けるようにするためです。同様に下を向いた時にぶつかるあごの内側も削ってあったり。バーニアの塗装はシルバーの上からクリアーイエロー・クリアーオレンジ・クリアーブルー・スモークの順番で吹いたものです。半ツヤくらいにしてからシルバーで軽くドライブラシしています。

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