下半身 MSA−003
下 半 身

腰前面
腰前面

股下
股下
 腰はそのまま行こうと思ってたんですけども、仮組みしたらなんか腰が大きくてバランス悪そうな気配がしたので腹アーマーをおなかの方へ移植しました。詳しくは上半身参照。腹部を前にかがめた時にあたる部分を出来るだけ除去して少しでも前に曲がるようにしています。サイドアーマー取り付け基部を切り離して片側約2mmずつ詰めました。切り詰めたことで腹部装甲が品時に当たるようになるので、ぎりぎりまで削ってクリアランスを得ています。アーマーがより足に密着してスマートになったような気がします。爪先を左右に開くとフロントアーマーとサイドアーマーの隙間が開きますけどあまり気にしない方向で。股下のスライド機構はそのまま生かしました。本当は装甲で覆ってしまいたかったんですが、膝立ちのために今回はそのまま。
_____________________ 装甲取外し
装甲取外し 一応スライドさせない時でも腿が当たらないようにフレームを少々削っています。サイドアーマー下側には、リックディアスの技術流用ということでサブスラスターを設置。各種市販パーツで出来ています。ふんどし部分とフロントアーマーの隙間が少々気になりますが、良いアイデアが浮かばず今回はそのまま。立膝付いたときにこの隙間が可動のクリアランスになるので。
腰後面_________ 装甲取外し(1)________ 装甲取外し(2)
腰後面 装甲取外し(1) 装甲取外し(2)
収納状態
収納状態

オープン(1)
オープン(1)
オープン(2)
オープン(2)
 さて、腰の背面側を見てみると、おや、変なパーツが付いてます(^^;)武装がビームガンだけだとさびしいのでMk−IIのバズーカをもたせてみようということにしたのですが、そうなるとフル装備状態を夢見てしまうのです。で、あちこちにバズーカラックを付けようと思ったのですが、なかなか良い場所が見つかりません。で、ビームサーベルを移設してMk−IIと同じ場所につけようとしたときに閃いちゃいました。サーベルラックを可動させちゃえばいいと(笑)バズーカ保持部分はMk−IIより持ってきてサーベルラックの裏側を平らに切り飛ばし、そこに接着。可動軸を仕込む場所がなかったので、サーベルラックの下側のヒンジ軸の中心に0.8mmドリルで穴を開け、真鍮線を通しています。軸位置をかなり検討しましたが、1軸では完全に開閉させるのに無理があったので腰アーマー裏側の板状突起にスライドレールを彫りました。同じく0.8mmのピンバイスで作業したんですが、角度的にかなり無理があったので割りとガタガタです。素直にプラ板で新設したほうが早くてきれいだったでしょう。スライドレールと真鍮線のクリアランスが甘いのでちょっとした拍子に軽く開いてしまいます。なので、腰フレームにストッパーをプラ板の欠片で造ってやりました。開く時はまず少し開いてから上へ引っ張りつつ後ろへ倒すようになります。バズーカを乗せてみると少々保持力が弱くなってしまいました。サーベルがグリップに当たって邪魔ですので、バズーカを2mmほど延長して対応します。詳しくは武器のページで。偶然ですが、バズーカラックを展開した状態でもサーベルラックが片方だけ開けます。これならバズーカ捨てなくても接近戦できますね。かなり取りにくいけども(^^;)リアアーマー下部は何故か筒抜けでモールドされているので、好みの問題からプラ板で塞いでしまいました。角度も外へ向けて付け直し。一応フレーム側をかなり切り取っていますが、股間のスライド機構には影響ありません。
バズーカ装着______ オープン中も抜ける
バズーカ装着 オープン中も抜ける
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閉 上 開
上裏___________ 開裏
上裏 開裏
 リアアーマーのみの開閉写真です。実際は腹部装甲に引っかかるため、真上にはスライドできません。いい加減なスライド機構がラブリーです(汗)バズーカの受け部分に補強板でも接着すれば保持力も上がると思います。
__ ______ ふくらはぎ___ 背面装甲無し
脚 _ ふくらはぎ _ 背面装甲無し
 脚はもう、膝関節に尽きます。この膝関節位置がバンダイのプラモは全部高い!デザインもそうなってきてるんですが、関節軸の位置が高いので膝を曲げるとふとももが妙に短く見えたりします。また、膝の2重関節化のために膝ブロックがあるのですが、この膝ブロックが膝アーマーから飛び出て見えることもしばしば。膝アーマー連動などで隠していますが、今回のネモでは関節軸の位置そのものを下げてみます。まず腿フレームを切り離し、プラ板を4mm分挟んで接着します。この時腿の装甲を取り付けるためのピンは残しておきますが、板状の取り付け部は位置変更が大変なので全て切り落とします。それでもフレームと装甲の干渉する部分がありますので、フレーム側を完成後に見えない部分で削っていきます。最終的に装甲はフレームに接着ですね。プラ板同士はスチロール接着剤でがっちり固め、フレームとの接着はゼリー状瞬着と硬化促進スプレーでがっちり固めます。
腿内部延長 __ 脛内部短縮 ____ 膝裏 ___
腿内部延長 脛内部短縮 膝裏
 脛フレームも膝関節軸とふくらはぎバーニア可動支柱の間、横のふくらはぎアーマー取り付け板の受けより少々上で切り離し、4mmカットしてから最接着、ここもゼリー状瞬着で固定しました。アーマーで隠れる部分なので強度優先でガチガチに固めました。可動範囲確保のため膝裏の当たる部分は全て切り飛ばしました。何度も可動範囲の確認をしながらの作業になります。膝位置が下がったことにより腿裏と膝裏パイプの隙間が大きく開くことになりますが、腿側の内部フレームもあることだし今回はこのままにしておきます。
脚曲げ__________ __
脚曲げ 膝
 ということで膝を曲げてみました。可動範囲は確実に狭くなっていますが、キットのままより自然な位置で膝が曲がっていると思います。まぁ、この時点で直角に近いくらいまで曲がってはいるんですけどね。思いがけない効果として、腿の中にあるフレームのシリンダーギミックがより見えるようになりました。キットのままだとほとんど見えないのですよ。この状態で、外装の位置は変わっていないのでプロポーションには影響がないはずです。でも、HCMプロのネモを買った時からやってみたかったアイデアを実践して、膝をもっと曲げてみましょう。
バーニアを移動_____ もっと曲がった________ バーニアカバー___
バーニアを移動__ もっと曲がった__ バーニアカバー
 膝裏の緑の装甲が邪魔で膝が曲がらないようになっていたので、この部分を切り離し、バーニアカバーに接着してしまいました。このバーニアカバー、なんで開くのか不思議だったんですけども(多分整備用)これで自分の中で理由付けが出来ました。ここまで膝を曲げてやると膝立ちがきれいに見えます。キットのままで膝立ちさせるとどうしても膝を付いている方へ傾くのですが、膝関節位置を4mm下げたことで、その傾きが8mm分修正できたことになります。また、膝の曲がりを大きくしたことも貢献しています。
脛突起
脛突起
 左右ふくらはぎアーマーのバリュート取り付け位置にある目隠しパーツを製作中に1個なくしてしまったので、市販パーツでそれらしく塞いでしまいました。バーニアカバーは平面部分が多く間延びして見えたので、市販パーツとHGUCのZガンダムの肘にある赤いパーツでちょっとだけデコレートしてみたり。脛の突起パーツも肘と同じくフック状のものが埋まっている感じに掘り込んでみました。この部分も切り離して作業した方がきれいに早く出来ましたね。労力を惜しんで余計な手間をかけている感じです(^^;)足首はキットのままなので写真撮りませんでした。

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