RX78−1
脚    部

 腿は股関節のボールジョイント化とひざの後ハメ加工がメインの工作です。股関節の方は元の接続部分を切り抜いて大きく開口し、内部にWAVEのボールジョイント(大)をゼリー状瞬間で固定しました。余談ですがボールジョイントの周りを固めてしまうと、ボールを受けに入れることが困難になるので、先にボールを入れてから固定した方がいいでしょう。膝の方はすね側にポリキャップを固定することにしたので、腿側にはそのための軸を固定することになりました。1mmプラ板に3mmの穴をあけて、外形を整えてから接着しています。この接着にはプラスチック用接着剤でプラをと化して固定し、その後で力が掛かり過ぎないようにゼリー状瞬間で固めました。間接隠しの部分は、腕では分割していましたが、足の方はスネのアーマーがあるので下側に穴をあけてしまっても完成後に見えないのです。それで底辺に穴をあけ、サイドの部分を切り欠いてはめるようにしました。やや後ろ側から差しこむ様にサイドのスジと軸を傾けてあります。それと、HGの時と同じく腿を左右に開いた時に足の後ろ側がふんどしにぶつかってしまうので、ディテール風に削り込んでいます。
腿
腿 展 開
腿展開
す ね ______________ す ね 分 解
すね __ すね分解
 すねは膝下の排気口をHGの時と同じ改造をしようかと思いましたが、これも試作品ゆえの違いだと言う解釈をしようかと思い、そのままにしておきました。膝の後ハメ加工としてポリ脚ぷを挟んでいますが、これには万代のポリキャップB(内径3mm)を使用しています。しかし、このポリキャップは左右幅が足りなかったので、膝の丸一モールドの内側に左右1mmづつ、3mmの穴をあけたプラ板を貼りつけ、周りを切り取って腿が触らないようにしました。これでポリキャップはホールドできます。足首側はついでと言うことでボールジョイント化しています。WAVEの(小)を使用しました。足首固定用の穴を内部からすり鉢状に広げてボールジョイントを固定してからゼリー状瞬間を詰めこんで固定しました。すねにモールドされているシリンダーパーツは今回はこのまま使用してみようかと思います。シリンダー周りは削り込んで別パーツのように見える加工を施しています。
 足首はカバーの部分を切り離して別可動させます。やはりケガキ針で切り離す場所を何度もケガイてからデザインナイフで切り離しました。まだこれからプロトの特徴の一つ、足の甲のスジ状のバーニア(?)を彫ら無きゃいけないのを忘れてました(^^;)ピンバイスでスジ状に穴をあけて裏からスジ入りのプラ板を貼る予定です。このアーマーの基部を、HG−UCでは靴の方にありましたが、可動範囲の都合と固定方法の都合ですね側に作ることにしました。コトブキヤのリベット(今回はマイナスモールド)の4mmの物を薄く削って接着してあります。この薄さがポイントで、これくらいうすいと後からアーマーをはめることが出来ます。スネとの接続がボールジョイントになったのでそれの受けを作らなくてはならないのですが、ボール側の軸に3mmプラパイプを差しこんで固定しやすくしているので、靴底には5mmのプラパイプを固定しています。足の裏のモールドを入れた際に中央をくりぬいて1mmプラ板でふたをしたので、その分高さを調整してあります。その足の裏ですが、HG−UCを参考に、というよりそのままのディテールをスジ彫りで再現しました。プラ板の細切りで再現した方が良かったかもしれませんが、完成したときに足が浮いて見えることもあって、今回はスジ彫りでの再現となりました。スリッパ部分の周りには成型上の都合で段差がありますが、これは400番のペーパーでならして置きました。つま先が傾いたようにせいけいされてしまっているのも気になったのでヤスリで傾きを直してあります。 すねと足首
すねと足首

足の裏
足の裏
__ 足  首(1) _______ 足  首(2)
足首(1) __ 足首(2)

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