腰 部 仮 組 み
MS−06J
  腰  部

腰 部
腰部
 腰は定番工作といえるスカートアーマーの可動に尽きますね。しかし、この大きさ(小ささ?)で可動させるには色々な工夫が必要になります。可動クリアランスを得る為だけであれば、スプリングでの接続が簡単でいいのですが、大きく可動させると無理が来るので膝立ち等の動きは出来なくなります。そこで今回はフロントとサイドの前側を軸可動にする事にしました。フロントはプラパイプとプラ棒で前にスライドさせてから可動させることで、大きな可動クリアランスを得ています。これはHobbyJAPAN誌1996年3月号のMG06Rの制作記事の物を参考にしました。でもこの可動方法って自分でも考えてたんですよね。先にやられちゃったけど(^^;)
腰 部 分 解
腰部分解
 フロントのアーマーを接続するプラパイプはエポキシパテで強固に固定しています。舜着で仮止めしてから埋めています。サイドの後方の奴は足の可動にほとんど影響が無いのでスプリングパイプで接続しています。スプリング接続ってクリアランス取り難いからあまり好きじゃないんですけどね。サイドの前側は何とか真鍮線とパイプで軸を作ろうかと考えていましたが、ことごとく失敗。煮詰まっていた所で、WAVEの「Yヒンジ」を加工して使用しています。これもスカートを丁度良い位置で固定する為に軸を短くしなければならず、固定が難しいのです。よく落ちます(笑)穴を貫通させなくては固定が無理だったので、スカート外側にリベットモールドを貼り付けてその中まで穴を通し、強度を確保しようとしています。この辺は何とかディテールで誤魔化そう(笑)塗装まで終ったら軸から外れなくなっても、きつくしなければイカンでしょう。股関節はボールジョイントにしたかったのだが、軸の固定方法を考えるのが面倒になったので、キットの軸を短くして、そこにボールジョイントのボール部分だけを刺している。ボール側に3mmの穴を開けるのが難しいですが、WAVEのBジョイントのものなら舜着で固定出来るので結構強度があります。今回はSSP−HGも併用していますが。
スカートヒンジ
スカートヒンジ
 これがサイドスカート前側のヒンジです。かなりぎりぎりです。胴体側を削ろうかとも思いましたが、フロントスカートの軸が通っているのでこれ以上奥へ入れることが出来ないのです。苦肉の策として、スカートの方を大きくすることで解決しました。まぁ、多少プロポーションが変わってしまいますが、足を太くしているのでバランス的には良いのではないかと思います。リアスカート部分で2mmサイドスカートの前後の継ぎ目で後方1mm、前方はくさび状に下側2mmで大型化しています。 今の状態では腰が細く見えるんじゃないかと思いますが、動力パイプを付ければ問題無くなると思います。
腰 完 成
腰 完 成
 なんとか上手く収まった感じのスカート部分。腹のあたりも動力パイプに程良く隠されて、細さを感じさせません。結果的には太くなった腿を収納するためにはこの大きさにして良かったようです。フロントスカートを上の方まで跳ね上げるのが面倒ですが、効果は絶大です。軸隠しのリベットモールドも、塗装してしまえば別段変に目立つことも無い様です。相変わらずサイドスカートの前面は外れやすいですが、一応瞬着できつくしてはあります。動かした効果はポーズ集のところを参照してください。

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