電撃HOBBYマガジン
   1999年10月号

    P59〜P60掲載

   NON SCALE
 FULL SCRATCHED MODEL
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リグ・リング

制作記事改訂版


はじめに 初めてこの記事を見る人も居るかと思いますがこの製作文は電撃HOBBYマガジン誌1999年10月号の記 事を詳しく書き直したものです。写真が撮れ次第更新していくつもりでは有りますが現在は文章のみの記 事になってしまいます。また、本誌をお持ちの方はそちらの写真と併せてご覧ください。
Gジェネ0 ゲーム、GジェネレーションZEROの特集という事で、ゲームオリジナルの機体をリアル頭身で作るこ とになりました。私の受け持ちはこのリグ・リングです。最初もらった設定画ではサイズなどが書いてな かったのでMSサイズだと思ってたら……MAサイズなんですよ(^^;)それを知ったのは基本型が出 来た後でした……。
■制作 全てポリパテを盛り削りするつもりだったんですがガーベラテトラとリグ・シャッコーが使えそうだった んで2個1にして基本型を作り、その上にポリパテを盛りました。しかしガーベラテトラは思ったほど使 えず、本当に芯にしかなっていません。最初からポリパテ削ってた方が早かったような気がします。流用 パーツの内訳としては胴体、腰、腿をガーベラテトラから、顔、胸、すね、足首をリグ・シャッコーから 。他はプラ板の芯にポリパテです。フルスクラッチの場合、あまり書くことって無いんですよね(^^; )左半身を作ってからシリコンゴムに反転、キャストで複製をとりました。腕(ショットクロー)は「展 開状態を差し替えで良いから再現して欲しいっス」とのお言葉だったので、先に展開状態を作って複製。 それを接着して閉じた状態のものを作りました。余談ですが、私はキット改造でもスクラッチでも左半身 から作ります。これは設定画が主に左側下からあおって居るものが多い為です。左半身を組んでバランス を見られるので設定と見比べるのが楽になります。
■塗装 今回金色塗装をするにあたって新しい方法はないものかと考えて銀色に金でシャドウを吹き、その上にク リアイエローを乗せてみたのですが金がエアブラシに詰まって仕舞い、断念。設定画の色を再現するべく 混色したクリアーカラーを銀の上に吹いてます。
金=クリアーイエロー50%+スモークグレー50%
燈=クリアーオレンジ65%+スモークグレー35%
灰=ミディアムブルー80%+シルバー20%
シャドウ=ブラックグレー50%+スモークグレー50%
金色の表現は何か面白いものが無いかと、未だ模索中。アイデア募集中です(笑)
おわり この時は表面処理に時間をかけられずにかなり荒い状態での掲載となってしまいました。これは塗装のし 直しによる遅れが原因だったのですが……。スクラッチの作例も初めてだったので形の方に意識が飛んで しまっていたんですね。なにかと反省材料の多い作例でした。

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