脚 部 仮 組 み
MS−06J
  脚  部

 ここは今回ぜひとも変更したかった部分です。特にすねというか、ふくらはぎとすねの接合部分。MGでザクがリファインされた1995年以降は全てのザクがこの段差付きのすねになってしまった。でも本来この形はハイザックの物であろう。ザクFZやF2ザクもこの形状だが、普通のザクはやっぱりこの形ではないかと思うのですよ。と言うことですねの段差はポリパテで埋めてしまったのです。これはガンダムウェポンズ6(ザク編)でMAX氏がやっているのですが、彼のはせっかく埋めたのに、その部分にスジボリでパネルラインが描いてあるんです。これでは埋めた意味が半減してしまうので自分での再現となりました。全体としては足が太く見えるようになっています。どうもFGは下半身のボリューム不足ではないかと思っていたので。もっとも、大河原氏のザクは結構細身なのでこれはこれで良いのかもしれません。 脚  部
脚部
脚 分 解
脚分解
 分解図です。あまり沢山には分解していません。膝関節とか。脚部はとにかく重量のかかる部分なので強度を考えたということも有りますが、それほど分解しなくても可動範囲は確保出来るからです。でも膝の二重関節はやってみたかったな(^^;)私がやると大変なことになりそうではあったけど。今回こだわったのは足首かな。接地させたときの見栄えを最優先に考えたんだけど……。あと、当初からの予定で膝立ちさせるというのが目標だったので、これは念頭に置いて作業を進めた。結果はザクのページTOPで確認出来るように一応の成功を見ています。まだまだ改良の余地はあるんですけどね。こういう可動の工作は時間のかかるものが多くて面倒くさいです。でもやっただけの効果は有ったと思いますので、満足しています。
 太腿と膝関節です。腿の方は接着面に1mmのプラ板を挟んで太らせています。股関節はボールジョイントにする為に加工していますが、出来るだけ大きいサイズのものを仕込もうとして四苦八苦してます。結局ポリパテで埋めてしまいましたが、完全に埋め込んで固定してしまうと、ボールが入らなくなってしまうのです。当然ですね、広がらなくなるんだから(笑)と言うことで若干の隙間を空けて固定していますが、今の所問題は無いようです。膝関節の横の出っ張りは単純な物になっているのでマイナスモールドを貼り付けてみたけどなんかありきたりですねぇ。もっとなんか他の方法って無いもんでしょーか?膝関節の方は無改造でポリキャップが仕込める……と、思っていたのですが、3mmの物を仕込もうとすると、幅が足りないのです。腿の幅を増したのは実はこれが最大の理由なのです。(爆)ポリキャップはガンダム系の余りのPC−Aを使用しています。そして、上から軸に刺す方法だと膝裏を隠しているパーツを切り取らないと、膝の位置が前に出過ぎて仕舞うので、悩んだ挙げ句に前から差し込む方法を取ることに。しかし、膝アーマーが邪魔になるので、切り取って、後から接着する事にしました。
腿
膝 関 節
膝関節
すね(1)
すね(1)
 すねは前述のようにすね前面の段差を埋めています。そして接着面に2mmプラ板を挟んで大型化しました。太腿の方と合わせるという意味が大きかったのですが、良く見てみるとFGザクのすねは左右に長い楕円形になっているんですね、断面が。これを円に近づけるという意味もあったりします。また、幅を増した膝関節が膝アーマーに収まりきらなくなっているので、前後に増したすねの後方に関節軸を接着することで、その分のクリアランスも取れるのですね。さらに足首のクリアランスも取れて一石二鳥どころか三鳥も四鳥もありますね。膝関節裏の白いプラ板は、関節軸の補強で付けているんですが、関節のスカスカ感が無くなってこれも良い感じ。 すね(2)
すね(2)
足  首
足首
 こだわりの足首です(笑)足首を左右に傾けたときに足の甲がそのままなのが気に入らなくて足の甲を傾けられる様にしてみました。MGのザクはこの部分が前後に倒れるようになっていましたが、可動には全く意味の無い事だったのも気になってました。あれはシリンダーを見せる為のギミックですからね。細かい工作ですがなんとか成功しましたね。可動軸は靴底から直接伸ばしていますが、2mmでは強度が不安だったので5mmプラパイプを接着し、その中へ2mm棒を固定して隙間をパテで埋めています。 足  首(1)
足首(1)

足  首(2)
足首(2)
 そして足首の接地性を高める為の二重関節をし込む事にしたんですが、すね側にはもう隙間が無いので足首後半を切り離して動かすようにしてみました。切り離した部分はすねフレアにほとんど隠れてしまうので見た目には問題無いですし。足の甲全体を動かそうかとも思ったのですが、みんなやってるんで何か新しいことをやってみたかったんですよね。でもすね側のもっと上の方に関節が無いと傾けた足の甲がうまいこと見えないんですよね。これは今後の課題の一つですね。
脚 部 背 面
脚部背面
 とまぁ、こんな感じになった訳です。すねの方は良い感じになってくれました。動力パイプは腿側の最初の1コマとすね側の2コマを足に接着してしまい、パイプの受けとしています。いきなり足に穴があいてるよりは良いんじゃないかと。背嫡子田パイプはコトブキヤのプラ製の物を使ってます。すね側の一番下のはバーニアパーツを縦に半分に切った物を使用しました。汚しは足元にエナメルのバフや茶系の混食に白を混ぜた物などでウォッシングして砂と言うより土が乾いたような感じにして有ります。 脚 部 完 成
脚部完成

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